日本農薬学会

第39回農薬環境科学研究会開催案内


テーマ:化学農薬削減を目指したイノベーション -みどりの食料システム戦略を環境科学から考える-

主催:日本農薬学会、農薬環境科学研究会

日時:令和4(2022)年9月29日(木)~30日(金)

場所:ホテルグランヴェール岐山
   〒500-8875 岐阜県岐阜市柳ヶ瀬通6丁目14番地
   TEL:058-263-7111    FAX:058-263-5517

※ハイブリッド(会場参加80名以下+オンライン参加)による開催を予定しています。
オンライン配信では、双方向コミュニケーションを含めて行き届かない点もあるかと存じますので、収容人数に制限がございますが、可能な限り対面でご参加いただければと存じます。

宿泊:各自でご予約のほど、お願いいたします。

1.プログラム


1日目9月29日(木) 11:45~18:00
【シンポジウム会場:鳳凰】

11:45~ 受付
12:30~12:40  開会挨拶(農薬環境科学研究会委員長 與語靖洋)
1) 12:40~13:40 基調講演: 「生物農薬の残留分析〜質量分析を用いたプロテオタイピングによる残留微生物識別・定量の試み〜」
名城大学農学部 田村廣人
2) 13:40~14:20 「バイオスティミュラントとは何か?その科学的根拠を考察する」
岡山県農林水産総合センター生物科学研究所 鳴坂義弘 
3) 14:20~15:00 「植物の防衛能を活用した害虫防除」
名城大学農学部 上船雅義
15:00~15:20 休憩
4) 15:20~16:00 「RNAi法を用いた新規害虫防除法の開発」
基礎生物学研究所進化発生研究部門 新美輝幸
5) 16:00~16:40 「微粒子工学的技法を用いた農薬送達システムの開発」
大阪公立大学大学院工学研究科 野村俊之
6) 16:40~17:20 総合討論
7) 17:20~18:00 ポスター発表・企業展示
8) 18:30~20:30  情報交換会


2日目 9月30日(金) 9:30~12:30
1) 9:30~10:10 「岐阜県における化学農薬使用削減に対する取り組み ―カキとトマトを中心に―」
岐阜県農業技術センター 杖田浩二
2) 10:10~10:50 「飛騨地方におけるエゴマを活かした研究と地域の動き」
岐阜県中山間農業研究所 鍵谷俊樹
   10:50~11:00 休憩
3) 11:00~12:20 企業ミニプレゼンテーション
4) 12:20~12:30 閉会挨拶

[ポスターPDF(閲覧にはパスワードが必要です)]

1)  「都道府県レベルでの化学農薬使用量(リスク換算)の試算」
  岩手県農業研究センター 猫塚修一
2) 「(4-hydroxyphenyl) chloromethanesulfonateによるメタン生成及び脱塩素化阻害に関する研究」
  クミアイ化学工業(株)・生物科学研究所, 堀田雄大
3) 「メタン生成阻害剤(4-hydroxyphenyl) chloromethanesulfonateのポット試験における効果の検証」
  クミアイ化学工業(株)・生物科学研究所, 吉田嵩文
4) 「投下量の違いが土壌中農薬の減衰に及ぼす影響(第1報)」
  独立行政法人農林水産消費安全技術センター, 鈴木万智
5) 「カルボン酸がフミン酸のpHと表面電荷に与える影響―フェノキシ系除草剤の土壌吸着機構の解明に向けての予備的研究―」
  名城大学農学部, 永田万由
6) 「カルボキシ基を有する農薬の吸着に負電荷支援型水素結合が果す役割の解明」
  名城大学農学部, 深津奎祐
7) 「赤黄色土の粘土鉱物へのグリホサート吸着機構の継時的変化」
  名城大学農学部, 野々垣ほのか
8) 「Stimulation of biological removal of organic herbicides using cucurbits and their secondary metabolites -an ecohydrological approach to protect land-water ecosystems」
  University of Lodz, UNESCO Chair of Ecohydrology and Applied Ecology, Poland, Magdalena Urbaniak
9) 「河川底質から単離した細菌による産業廃棄物処分場浸出水に含まれるペルフルオロアルキル酸の濃度低減」
  神戸大院・農, 田中稚紗
10) 「ウリ科植物の汚染物質蓄積能に影響を及ぼす汚染物質輸送因⼦の汚染物質結合特性」
  神戸大院・農, 園⽥千紘
11) 「ウリ科植物における残留性有機汚染物質輸送因子の導管液への移行経路」
  神戸大院・農, 吉田陽
12) 「哺乳動物シトクロムP450モノオキシゲナーゼによる塩素化パラフィンの代謝メカニズム」
  神戸大院・農, 都築治延

2.参加申込み

1)参加申込み方法
所属、氏名(フリガナ)、連絡先等の必要事項を明記の上、令和4年9月15日(木)までにこちらにてお申し込みください。
なお、今回は参加を希望される全ての方が各自で申込む必要があります。企業展示をご希望の方も申込みをお願い致します。

2)会費
参加費の口座振込は、令和4年9月16日(金)【厳守】までに申込書に記載の銀行口座に振り込んでください。
※振込手数料につきましては別途負担となります。
[対面参加の場合]
  1. 日本農薬学会会員:
   8,000円
  2. 上記学会の会員でない場合:
   12,000円
  3. 学生:
   4,000円


[オンライン参加の場合]
  1. 日本農薬学会会員:
   8,000円
  2. 上記学会の会員でない場合:
   12,000円
  3. 学生(講演要旨あり):
   2,000円
  4. 学生(講演要旨なし):
   無料


[情報交換会]
  1. 会員、非会員共に:
   8,500円
  2. 学生(会員、非会員共に):
     3,000円



3.ポスター発表申込み

ポスター発表は農薬環境科学全般に関するものとします。
ポスター発表: 会場内で、ポスター展示にて行います。

ポスター発表を希望される方は、参加申し込み時に演題、発表者等を記入してください。〆切は参加申し込みと同様の令和4年8月26日 (金)となります。
また、発表希望者は、 [ポスター発表要領] (別紙1) により作成した発表要旨を令和4年8月26日 (金) 【厳守】までにE-mailでお送りください。
ポスターのPDFファイルを本HPに事前に掲載し、参加者に閲覧できるようにする予定です。ポスターのPDFファイルの提出期限については、後日連絡いたします。
また、若手の発表者を対象にポスター賞を授与いたします。
画鋲、テープ等、ポスターの掲示に必要な資材については、研究会の方で準備します。

要旨の著作権を明らかにし、利用許諾を円滑化するため、「日本農薬学会 著作権利用許諾誓約書」(別紙2、以下「誓約書」)  に必要事項を記載し、署名・捺印の上、要旨最終版確定後、速やかに郵送もしくはスキャナーで取り込んだPDFファイルをe-mailに添付してご提出ください。

発表申込書 : こちらを参照ください
ポスター発表要領 : 別紙1 を参照ください
誓約書 : 別紙2を参照ください
・送付先:
愛知県経済農業協同組合連合会 営農支援センター
 永井 雄太郎 宛



4.宿泊先

各自でホテル等のご予約をお願いいたします。


ホテルグランヴェール岐山への宿泊の際には、農薬環境科学研究会参加とお申し付けください。但し、部屋数に限りがあるため予約については先着順となります。
※公立学校共済組合員の方であれば組合員価格で泊まれます。

5. 現地見学会

新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、現地見学会は中止といたします。

6.事務局

[シンポジウム全般に関する問い合わせ]

日本植物調節剤研究協会
 與語靖洋(ヨゴ ヤスヒロ)

 名城大学 農学部
  村野 宏達(ムラノ ヒロタツ)


[参加申込みに関するお問合せ]

山梨大学 生命環境学部 環境科学科
 片岡 良太(カタオカ リョウタ)


[ポスターセッションに関するお問合せ]

愛知県経済農業協同組合連合会 営農支援センター
 永井 雄太郎(ナガイ ユウタロウ)


[企業展示・広告掲載に関するお問合せ]

名城大学 農学部
村野 宏達(ムラノ ヒロタツ)




(2022.5.13掲載)(2022.9.9更新)